お知らせ
~ラバープレス~
- 2024.09.30
- 新着情報
弊社アルミナ製品の成形方法のひとつにラバープレス成形というものがあります。
メカプレス成形とは異なり、ゴム型に原料を充填し、前後左右360度方向から加圧して成形します。(メカプレス成形では上下からの加圧になります)
メカプレスとは収縮具合や焼成時のひずみ方が異なり、メカプレスよりもひずみが少ない製品が得られます。
ですが、成形体はゴムの圧縮に依存するため、メカプレス製品のようにそのまま焼成することは無く、
必ず加工が必要となり、量産にはあまり向いていない成形方法になります。
セラミックは様々な成形方法があり、製品の形状、数量、寸法公差などによって選択し、製造していきます。
メカプレス、ラバー成形、CIP成形、鋳込み成形、押出成形、射出成型などなど、それぞれの成形方法に一長一短があり、
製品に対して何が一番ベストなのかを考えていくところに面白さがあったりするんですね。