東海アルミナの特徴のひとつにトンネル炉があります。

トンネル炉は大型連休以外は24時間休まず年中動き続けます。

近年では電気による熱を利用したトンネル炉も多いですが、弊社はガスを使用したトンネル炉になります。

耐火煉瓦を使用しているので、電気炉で使用される断熱材よりも耐久性が高いのが特徴。

築炉されてから30年以上経ちますが、未だに現役です。

通常はバッチ炉（シャトル窯）と呼ばれる、毎回出し入れするカマを使用しますが、

大量生産する製品がある場合にトンネル炉を使用することで対応しています。

トンネル炉も保有されている企業は多くはないため、弊社の特徴のひとつと言えます。

稼働しているときは建屋内がもう暑くて暑くて大変なのですが、これも窯業の醍醐味のひとつ。

窯はひとつひとつ微妙なクセがあり、電気、ガス、形状やアルミナ純度によって適した場所・温度帯で焼成しなければならないため、

それを熟知して窯を立てる必要があります。

そのクセを理解して焼成するところが、セラミックスのおもしろいところでもあるんです♪